8月の月例祭「えんむすび地主祭り」を執り行いました。
朝から快晴となり、からっとしたお天気ではありましたが、大変暑い一日となりました。
「今日の神事でもございましたが、「オー」いう低い声を神職が発する儀式があります。この声を警蹕(けいひつ)といいますが、祭典中、降神の儀で行われます。この儀式で神様にお出まし頂く、神様のおられるところからこの世へとお降り頂くのです。8月はお盆がありますが、ご先祖をお祭りする仏教の行事と今ではなっています。お盆にご先祖様の霊がそれぞれのお家に帰ってこられるという考え方は、実は元々の仏教にはありません。先祖のお祭りは、古くは神道の行事として行われていました。神や先祖の霊をお呼びし、もてなし、子々孫々の幸福を祈願し、そしてお帰り頂く、こうした信仰は神道のものです。現在でも古いご先祖は氏神様にまつられているとされています。お正月の神社への初詣は、ご先祖のお祭りをされているのです。地主神社の様な京都でも最古の歴史を持つ神社には、皆様の遠いご先祖の魂も鎮まっておられます。大変ご霊験あらたかな神である地主神社へのご信仰を深められ、ご利益をお受けください。」との宮司の言葉がございました。
次回の「えんむすび地主祭り」は、9月2日(日)午後2時からです。
★「えんむすび特別祈願」受付中。詳しくは、ご祈願ページへ
【行事予定】
9月17日(祝) 敬老祭 祭典午後2時
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