「縁結び祈願 恋愛成就 京都地主神社だより~10月号」を発行致しました。
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京都地主神社だより
~平成23年10月号~
NO.128 平成23年10月1日
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▼今月の宮司の言葉
長かった夏がようやく終わり、夕空には赤とんぼの姿も見られるように
なって、秋の訪れを感じるようになりましたね。「実るほど頭(こうべ)
を垂れる稲穂かな」という言葉がありますが、これは、稲穂は実れば実
るほど、重みで穂先を垂れ、頭を下げていくことから、「人格の高い人
ほど、相手に対して謙虚になっていく」という意味です。
いわゆる“すごい人”ほど、腰が低いのはどうしてでしょうか?そうい
う人は、これまで積み重ねてきた経験や努力に対して、自信も誇りも持
っているけれど、さらに成長を目指している…。常に自分を客観的に見
ていて、周囲の人の小さな助けや親切を見逃さないから成功できたので
はないか、と私は思います。
逆に、人に対して尊大な態度を取る人は、自信ばかりがあって、さらに
成長したいという気持ちが薄れているのではないのでしょうか。自分の
夢が実るときには、必ずといっていいほど、たくさんの人の手を借りて
いるはずです。稲が実るのも、天からの雨や大地の力、目にとまらない
ほどの小さな虫たちや微生物がいるから、しっかりと育つのです。
自分が成長して、成功をおさめること自体は素晴らしい事ですが、どれ
だけ優れた人間でも、謙虚さがなければ、そこで成長はとまってしまい
ます。成長し続けるには、時にはふと立ち止まって、自分を客観的に見
てみることも重要です。自分のプライドにおごりはないか?自分の力を
過信していないか?傲慢になっていないか?など。
とはいえ、忙しく日々を過ごしていればそんな余裕がないかもしれませ
ん。そんなときには、神さまのもとを訪れて、自分を見つめてみましょ
う。そうすれば、これから出会う人々や出来事からも、多くのことを学
んでいけるでしょう。
地主神社宮司 中川 平
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