4月8日「えんむすび祈願さくら祭り」を執り行いました。
昨日夕方からの雨は、予報以上にまとまった雨となり、初夏の陽気が続いていた京都でしたが、急に気温が下がり、お祭りの今日は晴れて花冷えとなりました。
「地主桜」は残念ながら見頃を過ぎてしまいましたが、淡いピンク色から濃いピンク色へと変化した花を散らすことなく、かなりの数を残してくれました。
祭典には、かつて御所に地主桜を献上していた花使い「白川女」さんにもご例年通り奉仕頂き、 拝殿では「地主権現の花盛り…」「地主の桜にしくはなし…」と謡われた謡曲「田村」「熊野(ゆや)」を青松会によりご奉納頂きました。
地主桜前では、松尾芭蕉の師、北村季吟の句「地主からは 木の間の花の 都かな」や、松尾芭蕉の弟子となる宝井其角「京中へ 地主の桜や 飛胡蝶」の献詠を行いました。
午後2時からは「えんむすび地主祭り」をとりおこないました。
次回の祭典は5月5日「例大祭地主祭り」です。雅楽、稚児、武者の神幸行列や各町の神輿が、清水坂、産寧坂、二年坂、茶わん坂周辺を練り歩きます。(雨天の場合、神幸行列は中止となります。)
どうぞご参拝くださいませ。
★「えんむすび特別祈願」受付中。
詳しくは、ご祈願ページへ
【行事予定】
5月 5日(祝) 例大祭地主祭り
午後1時 神幸列 本殿前出発
午後2時30分頃 ご本殿内にて祭典
6月30日(土) 夏越しの大祓祭 祭典午後3時
7月 7日(土) 恋愛成就七夕祭 祭典午後2時