「縁結び祈願 恋愛成就 京都地主神社だより~12月号」を発行致しました。
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◇◆◇神・こころ・ひと・日々新たに◇◆◇
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京都地主神社だより
~平成22年12月号~
NO.118 平成22年12月1日
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◆今月のご案内
▼今月の宮司の言葉
▼行事のお知らせ
▼今月のトピックス
◇2011年「お正月・初詣特集ページ」近日アップ
◇年末年始・初詣 参拝時間のお知らせ
▼海月ルイの京都ラビリンス
◇「店主の嘆き」
▼今月のご利益別運勢占い
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▼今月の宮司の言葉
年の瀬を迎え、神社・仏閣では、すす払いの行事や、舞妓さんたちの「事始
め」などが行われる時期となりました。今月は大掃除、クリスマスや年賀状
など、みなさん色々な準備に追われることでしょう。「面倒だな」と思うこ
ともあるでしょうが、来年の準備をしておくことはとても重要なのです。
『チャンスはよく準備された心にのみ微笑む』これは狂犬病ワクチンの発明
で有名なルイ・パスツールの言葉です。彼はじんましんを治療するための実
験中に、乗り物酔いに苦しんでいた患者から「車酔いに効果があった」と告
げられました。それを聞いた医師たちがその薬を使って大々的な実験をした
ところ、船酔いなどにも効果がありました。現在でも抗ヒスタミン薬はじん
ましんの薬の他、乗り物良い防止薬として使われています。おそらく彼は
“世の中の役に立つこと”を目的にしていたのでしょう。だから予想外の結
果も前向きに受け止めることができ、この副産物が得られたのではないでし
ょうか。
事の大きさは違いますが、私たちにも、このようなことは日常に起こってい
ます。例えば、受験のために古文の勉強をしていたら日本語の文法や歴史、
漢字に興味を持つようになった…。受験には関係がないけれど、将来進む道
が広がります。もっと身近な例で言えば、大好きな人のために肉じゃがを作
ろうと思ったけれど、じゃがいもが煮くずれてしまったので、カレーにした
ら喜んで食べてくれた…。結果が変わっても、自分の幅を広げるために、と
か、大切な人においしいものを、という目的は達成できています。
しかし、その幸運に気づくためには、心の余裕が必要です。目の前の忙しさ
に追われていると目的の本当の意味を見失い、心にも余裕がなくなってきま
す。そんなときには、神さまのもとを訪れて、今年一年、無事に過ごせた感
謝の気持ちを伝えてください。そうすればこの年の瀬は、心に余裕と福が来
て「福の瀬」となり、有意義に過ごせることでしょう。
地主神社宮司 中川 平
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