七夕特集
日本で言うおりひめ星は、正式な呼び名はこと座の「ベガ」っていうけど、なんでかな?
ベガという意味はアラビア語で「落ちるワシ」という意味。ベガのすぐそばにあるゼータ星とエプシロン星の3点を結んだ形が翼をたたんで降りてくるワシの姿に似ていることからこの名前が付いたんだって。
それと対照的なのがひこぼし「アルタイル」なんだよ。
これはアラビア語で「飛ぶワシ」っていう意味なんだ。これもそばにあるベータ星とガンマ星を結んだ形が翼を広げて飛ぶワシの姿に似ていることから付いたんだ。
そして夏の大三角のもうひとつの星がはくちょう座のデネブ。このデネブのそばにも光り輝く4つの星があるんだ。この大きな十字はおりひめとひこぼしを探すときにも目印になるよ。
この4つの星をを結んでできるのがはくちょうの姿なんだ。伝説ではこのはくちょうは、大神ゼウスが美しい王妃レダを好きになって会いに行ったときに変身した姿だと言われてるんだよ。
星にも一つ一つ物語があるって思ったら、同じ夜空でも今夜から見る星はもっとロマンチックに見えるよね♪