神様とご利益
銅鑼(ドラ)を三度鳴らしながら祈願します。
清らかな音色に乗せて、神様にあなたの願いが届きますように。
地主神社の撫で大国さまのとなりに、三度軽く打つとその心地よい響きが神さまに伝わり、 良縁がいただけるという銅鑼があります。
銅鑼の広く響き渡る清らかな音色には、邪霊を祓う力があり、周囲を浄化してくれるといわれており、 三度たたくのは三という数が万物の生成と繁栄を約束するめでたい数とされているからです。 神社での祈祷(きとう)や御神楽での巫女の神鈴の所作にも同じ意味合いがあり、 簡単にいうと銅鑼は、神様に願いを聞き入れてもらうにふさわしい場作りの道具といったところでしょうか。
銅鑼は、銅と錫という二種の異なる金属の絶妙な組み合わせで作られていることから、良いご縁の巡り会いによってもたらされた楽器です。 ふたつのものの出会いから成り立つ楽器、銅鑼。 その銅鑼の音は人を呼び寄せる力があるそうです。
清らかで素直な心でこの銅鑼をたたいてみてください。 そうすればその音色を耳にした神さまがあなたに良縁を授けてくださることでしょう。
清らかな音色に乗せて、神様にあなたの願いが届きますように。
銅鑼の正面に立ち、お賽銭(さいせん)を入れます。(お賽銭は自由ですよ、念のため) 銅鑼を手で三度鳴らしましょう。
願い事をしましょう。
銅鑼の音は美しい響きで、余韻が長ければ長いほど、神さまにあなたの願いは届くでしょう。
音が小さい、響かない、なかなか効果がないといった場合は、 神さまを敬う心がけや、良いご縁に巡り会うためのあなたの努力が足りないのかもしれません。
清らかな素直な心でこの銅鑼をたたいてみてください。
そうすればその音色を耳にした神さまがあなたに良縁を授けてくださることでしょう。